精神科薬物の「官能的評価」各薬物別 BBS
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タイトル 副作用
投稿日: 2006/08/16(Wed) 07:28
投稿者ドラ   <kusunoki@asahi.email.ne.jp>

パキシルについての追加情報です。

私は、以前腎臓移植手術を受けており、プログラフ(タクロリムス・免疫抑制剤)や、その他多くの薬剤と併用しています。

パキシルを服用して以降、血中のタクロリムス濃度が飛躍的に上がりました。泌尿器の医師から、「グレープフルーツを食べていますか?」と聞かれるくらいに。

その医師の説明では、「恐らく、パキシルを分解する肝臓の酵素と、プログラフを分解する肝臓の酵素が同じなのではないか。肝臓の能力には限界があるので、プログラフの分解が間に合っていない可能性がある」との説明を受けました。

プログラフ量の調整の結果、プログラフをそれまでの半分の量に減らして落ち着きました。

この経験をして思ったことがあります。

精神科の方では、あくまで症状を医師にフィードバックする、という方法で薬剤の量を判断しているようですが、タクロリムスのように、血中濃度を測定するような方法は用いないのでしょうか?どなたか、同様の体験をお持ちの方がいらっしゃれば、教えてください。


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