精神科薬物の「官能的評価」各薬物別 BBS
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タイトル Re: サートラリン・ジェイゾロフトについて。
投稿日: 2009/04/18(Sat) 16:55
投稿者angelsatomi   <satomi_w_angel_love@yahoo.co.jp>

5年ほど前にパニック障害と診断され、パキシルを処方されました。
その後、「難治性のうつ病」と診断が変わり、
パキシルを飲んでいた時に4回も自殺企図をしてしまい、
祈るような気持ちで、新薬のジェイゾロフトの処方をお願いしました。
飲み始めは胃のむかつきがあり、食欲がさらに落ちました。
今までの薬による頑固な便秘も、一転、下剤いらずに。
SSRIの副作用は、パキシルですでに経験済みでしたので、ジェイゾロフトが身体に慣れてくるのを安心して待っていられました。

ジェイゾロフトの効き目は、「まったり、まっいっか」というような感じです。
パキシルの時より気分が落ち着いたというか、
いい意味での諦めあるいは、一種の悟りの境地に分け入ったような気分でした。

効いている感じはまったり穏やかなのに、薬効は強いようで、飲み始めて半年で躁転しました。
そのときに初めて、本当の病気が「難治性うつ病」ではなく、「双極2型」だとわかりました。

その後リーマスを処方されましたが、中毒を起こしてしまい、
デパケンの方が身体に合ったので、デパケンを服薬しています。
ジェイゾロフトは鬱期に25rから50rを処方して貰っています。

ところでデパケンを飲み出したら急に体重が増加し始めて、
どんなに運動をしても、食欲を我慢しても太り続けるようになってしまいました。
それがわたしにはもの凄いストレスで、一時は、食べたものを全部嘔吐しようかとまで考えました。
ところが不思議なことに、デパケンとジェイゾロフトを併用したら、体重の増加が治まったのです。
デパケン300rとジェイゾロフト25rでプラマイゼロ。
デパケン600rとジェイゾロフト50rでプラマイゼロ、といった感じでしょうか。

今は軽躁期なので、ジェイゾロフトはいらないのですが、体重増加を防ぐためと、太る事へのストレスと不安から逃れるために、25rを処方して貰っています。
そのせいで躁状態がさらに悪化するという事態は今のところありません。
それよりも、楽に食欲を落とせるという安心感の方が強いです。
なにしろデパケンだけ飲んでいた頃は、2日に1キロの割合で体重が増えていましたから。

ジェイゾロフトはわたしにとって救いの薬といっても差し支えない薬ですが、
減薬、断薬する時の、
頭がしゃんしゃんいって、ぴりぴりと電気が走るような目眩には、毎度辟易させられます。

けれどやっぱりジェイゾロフトは、わたしにはなくてはならない薬です。
パキシルから変えてよかったです。


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