精神科薬物の「官能的評価」各薬物別 BBS
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タイトル リチウム・ リーマス、炭酸リチウムの取り扱い
投稿日: 2009/12/19(Sat) 22:03
投稿者tom

血中有効濃度が大体0.6〜1.0ぐらいまでが有効。1.5を超えると
減量・中止、2.0にいくと緊急処置と面倒なので、血液検査を頻
回に行います。また、腎臓に問題がなければナトリウムとのバラ
ンスで塩物の摂取を必要とします。
なぜ、管理が大変かと言うと、リチウムは「電解質」でリチウムイオン
という形で血中濃度の変化が大きいのと、有効量と中毒量の境界線が、
それほど離れていないのです。だから、処方する側も相当神経を使っ
ています。
過量投与の場合、点滴静注・利尿剤投与、透析などがあります。

熊木先生、もし不適切だった場合はこのコメントの削除などよろしく
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